以前もお伝えした、視覚に障害がある子どもや家族の遊び場でのニーズを探る取組みの一環で、今年5月、社会福祉法人京都ライトハウスを訪れました。
ここは視覚に障害のある人が個人として尊重され、その人らしい自立した生活を営むことを支援する総合福祉施設で、相談から生活介護、就労支援など様々な分野での支援活動を展開しておられます。
視覚に障害がある子どもたちの児童発達支援・放課後等デイサービス等の事業を行う「視覚支援 あいあい教室」もその1つ。
今回、所長の古川千鶴さんとお会いし、あいあい教室での取組みや子どもたちの遊びの実態について詳しくお話を聞かせていただきました。子どもがのびのびと楽しみながら経験を積むことの大切さや、支援者の皆さんと保護者や地域の方々との連携など、公園づくりに通じる学びもたくさん!
インクルーシブな遊び場にまだあまり反映されていない「視覚に障害のある子どものニーズ」について、いろいろな手がかりをいただいた思いです。
現在、筑波大学附属視覚特別支援学校などの盲学校や、国内外の研究者の方ともつながりながら、さらに考察を重ねているところです。
追って続報をお伝えいたします。