自治体向け雑誌への寄稿

地方公務員の方々に向けた実務雑誌「自治実務セミナー」(第一法規)の5月号は「インクルーシブ公園をつくろう」が特集テーマで、みーんなの公園プロジェクトからも寄稿させていただきました。
「PR TIMESの紹介記事」https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000307.000059164.html

特集では他に、東日本大震災で被災した市庁舎跡地に、人々が集い楽しめる場としてインクルーシブな遊び場「うみどり公園」を整備した岩手県宮古市や、小学生たちを対象に「遊びとユニバーサルデザイン」に関する連続ワークショップを開催し、子どものアイデアを活かした公園づくりに取り組んだ東京都品川区の実践も報告されています。

現在、全国各地でインクルーシブな遊び場づくりや、それに向けた遊具の体験会、調査などが始まっており、私たちも時折、自治体の方々からお問い合わせやご相談をいただきます。また(一社)日本公園施設業協会での講演などを機に、遊具企業の方と意見交換をさせていただくこともあるのですが、こうした公園づくりに携わる方々の間で「単に遊具を変えればインクルーシブになるわけではない」という認識が広がりつつあり、心強いです。

どの公園も、敷地や事業の規模、目的、地域住民のニーズなどによって、遊び場をインクルーシブにするための様々なアプローチが考えられるはずです。
各自治体と企業、また地元の子どもたちや保護者、NPO、研究者など多様な主体との連携で、地域に根ざしたより有意義な遊び環境の実現が望まれます。