誰もが自分らしく輝くことのできるダイバーシティの実現に向けて、障害の有無にかかわらず子ども達が安全に遊ぶことができる遊び場の整備に取り組む東京都。
砧公園「みんなのひろば」での実践などを踏まえ、今年4月、建設局から「だれもが遊べる児童遊具広場整備ガイドライン」が発表されました。
↓このページの下からPDFで閲覧・ダウンロートができます。
https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/jigyo/park/tokyo_kouen/kouen0086.html
約150ページものボリュームで、遊具・施設の解説部分には、都内やニューヨーク等の公園で撮影された事例写真も多数掲載。また整備の考え方や管理・運営の解説では、多様な住民の参画や継続的改善の重要性にも触れられ、巻末の参考資料には砧公園関連のヒアリングやモニタリング調査の結果も紹介されています。
建設局としては、今後も公園利用者の意見や他の事例を収集しながらガイドの充実を図っていかれるそう!
インクルーシブな遊び場に関するガイドや情報は日本ではまだ限られていますが、海外では行政や企業、非営利団体などがそれぞれの観点で多彩なアプローチを見せています。
都のガイドを一つのきっかけとして、多様な主体がインクルーシブな遊び場のあり方について創造的に考え、取り組んでいくことが期待されます。