東京と大阪の講演会で事例報告!

 昨年12月、東京と大阪にてWUPジャパンと公園財団の主催で海外情報講演会「公園におけるインクルーシブな取り組み」が開かれ、みーんなの公園プロジェクトから柳田代表が「インクルーシブな遊び場づくりの現状と今後」と題した事例報告をしました。

 海外講師は、オーストラリアのパークス・ビクトリアで数々の実践をしておられるデボラ・プレンティスさん。
 ビクトリア州では、車いすユーザーや視覚障害の人も豊かな自然公園を楽しめるよう、トレイルの整備や、「トレイルライダー」というアウトドア用一輪車など障害のある人の公園利用を支援する機器の導入、また介助ボランティアの養成といった幅広い取り組みが行われています。デボラさんの講演から、「多様な人や団体との協働」「常に改善を続けること」の大切さを学びました。

 嬉しいことに会場には、インクルーシブな遊び場づくりに関心を持つ自治体や企業、議員の方、また障害のある子どもの親御さんも多く参加され、予想以上の反響をいただきました。 日本各地でさまざまな方が、「公園を誰もが楽しめる場に」というムーブメントを起こしつつあることを知り、大変心強く感じた2日間でした。