「バリアレスシティアワード&コンペ2017」のコンペ部門で、みーんなの公園プロジェクトが提案したフル・インクルーシブな遊び場「で・あ・う公園」が審査員賞を獲得しました! 「バリアレスシティ」=「誰もが自由に訪れ、楽しめる都市」の推進を目的としたこの企画は今回で3回目。提案部門(コンペティション)のテーマは「旅行者のための公園」でした。
私たちの「で・あ・う公園」のコンセプトは、東京オリ・パラ大会を機にさまざまな地から訪れた多様な子どもたちが、新しい友達と、すごいアスリートと、広い世界と出会い、共に楽しみ、夢を広げられる「体験」の提案です。
じつは今回の参加は、私たちのSNSのフォロワーのお一人からコンペの情報提供をいただいたことがきっかけでした。みーんなの公園プロジェクトとしては初の挑戦でしたが思いがけない受賞。審査員の方はコメントで障害のある子どもとない子どもが教育現場や公園でも分離されている現状に触れ、「この提案を機に、色々な建築、デザイン関係者に知ってもらいたい」との評価を下さり嬉しく思っております。
「バリアレスシティアワード&コンペ2017」には全部で113の作品が寄せられたそうで、他にもユニークなアイデアやよく考えられた提案がいろいろ!
インクルーシブで魅力的なまちづくりは、こうしてさまざまな人が意見を持ち寄るところから始まるのだなとあらためて実感する機会ともなりました。