5月26~28日に北海道文教大学で開催されたこども環境学会2017年大会で、みーんなの公園プロジェクトとして初のポスター発表をしました。タイトルは「障害のある子どもも生き生きと遊べる公園に関する提案」です。
市民グループとしての10年にわたる活動や「ユニバーサルデザインによる公園の遊び場づくりガイド」について報告したところ、優秀ポスター発表賞をいただきました!
ポスターセッションでは子どものための環境づくりや遊び支援の専門家の方々から、「日本にもようやくこのようなガイドができた。すごい」「今まで障害のある子どもと遊び場については課題が多く複雑で手が付けにくかった分野。新しい一歩だ」などお褒めの言葉をいただいた他、大会最終日の総括セッションでも「これからは遊び場にもユニバーサルデザインが必要」との話題が!
日本のものづくりやまちづくり分野ではすでに当たり前のように取り組まれているUDですが、公園の遊び場では大きく後れを取っています。アメリカやオーストラリア、ヨーロッパなどで進化を続けてきたインクルーシブな遊び場づくり――近年では香港、シンガポール、台湾などアジアの各地でもそのムーブメントが起き始めています。日本でも優れた実践が広がるよう、私たちも働きかけを続けたいと思います。