4月、東京にある国営昭和記念公園のユニバーサルデザインに配慮した遊び場「わんぱくゆうぐ」に行ってきました。じつは2013年のニューアル後に現地を訪れた際、UDの観点からいろいろと気づいた点があり、僭越ながら重要度が高いと思われる4箇所について事務所に課題の指摘と改善提案をさせていただきました。しばらくして担当の方にお尋ねした際、できる範囲でご対応くださっていると伺っていたのですがはたして…「あっ、変わってる!」
4点のうち1点は大がかりな修繕が必要なため見送られたようですが、他の3点は意見を取り入れた改善が図られ、他にもいくつか変化が見られました。(それらの内容は当方のフェイスブックページでご紹介しています)
海外の公園でも、利用者のフィードバックをきっかけに課題への気づきやニーズの理解を深め優れた実践へとつながった事例が少なくありません。
遊び場のユニバーサルデザインを進化させる鍵は、公園をつくる人と使う人がより率直に建設的な意見交換ができるようになることだと感じています。