先月、アメリカのシアトル、カナダのバンクーバーとウィスラーでUDの遊び場を見学してきました。
UD公園が着実に普及してきているアメリカ。いくつかの遊び場を訪れる中で、日本にはない新しい遊具を実際に試せたことも収穫ですが、インクルーシブな遊び場がいろいろな形で派生していることに驚かされました。学校の遊び場を改良した事例、日本のこども園/幼稚園にあたるプリスクールと公園を兼ねた事例、エコロジーを重視した公園、アートをテーマにした遊び場・・・UD公園の持つ幅広い可能性を実感しました。
もう一つの訪問先であるカナダには、2010年のバンクーバー冬季オリンピック・パラリンピックを機につくられたインクルーシブな遊び場があります。今後のカナダにUD公園づくりの新たな波を引き起こすべく生まれた遊び場を2か所、今回と次回にわたってご紹介します。
まずは、バンクーバーの海辺にあるキツラノ・ビーチ・パークにつくられた遊び場のリポート「海外事例 No.25」をどうぞご覧ください。