(財)国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)主催の「第5回国際ユニヴァーサルデザイン会議2014」が開催されました。テーマは、「ユニヴァーサルデザインのグローカル展開~東京2020オリンピック・パラリンピックへ向けて~」です。
参加したのは、2014年11月11日(火)~13日(木)の3日間、東京国際交流館で行われた全体会議で、中心の話題は、被災した福島からのユニバーサルデザインの学びと、2020年東京オリンピックに向けたユニバーサルデザインの役割や可能性でした。
ユニバーサルデザインの議論はアクセシビリティの保障の問題に留まらず、サステイナビリティや「おもてなし」にも広がり幅広い内容になりました。それは、ユニバーサルデザインの可能性の広がりを期待させるものではありましたが、ややもするとユニバーサルデザインの核心である「アクセシビリティの保障により排除を無くす」ということから離れた議論になりがちでした。
特に気になったのが、ユニバーサルデザインと「おもてなし」との関係です。これについては、みーんなの公園プロジェクトでもさまざまな議論をしているところです。その議論は、あらためて別の場でご紹介したいと思います。