こども環境学会(千葉)に行ってきました

 4月23日~26日、千葉市の子ども交流館や科学館が入った複合施設Qiball(きぼーる)にて、「こども環境学会」が開かれました。

 大会のテーマは「こどもの力 Power to the Children」。大人たちが子どもの力を信じて、彼・彼女たちが持っている力を発揮できる環境や機会を増やし、ともに未来を築いていこうという趣旨です。プレイベントでは、国連の進めるプログラム「CFC:こどもにやさしい都市(まち)」「GUIC:青少年のための都市環境」に関連するゲストも国内外から招かれ、「子どもの参画」によるまちづくりの機運の高まりを感じました。

 印象的だったのは、シンポジウムや分科会で幾度か話題に上った、「子どもは、『将来、社会の一員になる存在』ではなく、『すでに今、れっきとした地域の構成員の一人』」「子どもには、きちんと情報を与えられ、自分たちの意見を表明し、相応の責任を伴って社会参加をする権利がある」といった点です。

 こうした発想になじみの薄い日本では、意見を述べる子どもの側も、意見をきく大人の側もまだまだ経験を重ねる必要がありそうです。まずはできることから、とにかく始めてみるのが大切なのかもしれません。
 「私たちにできること・・・」 ただ今いくつかのアイデアを検討中です。