2006年12月に施行された「バリアフリー新法」では、バリアフリー化・ユニバーサルデザイン(UD) 化に取り組む整備対象として、新たに「都市公園」が含まれています。これにより日本で初めて、法的拘束力に基づく都市公園のバリアフリー化が実施されることになりました。
さらに先月(2008年1月21日)、実際の公園整備に際して具体的な指針となる「都市公園の移動等円滑化整備ガイドライン」が、国土交通省によって策定されました。このガイドラインには、学識経験者や障害者団体の方々などの意見が反映され、あらゆる人が主要な公園施設にスムーズにアクセスできるよう、また特定の公園施設が円滑に利用できるよう詳細な基準が示されています。
日本の公園が、より多くの人に開かれた場所へと変わり始めています。
「都市公園の移動等円滑化整備ガイドライン」は、国土交通省のサイトのこちらからご覧になれます。