公園でのインクルーシブなイベント!

ここ数年、各地で増えつつある「インクルーシブ公園」ですが、その公園を多様な皆さんで楽しむプログラムやイベントも広がり始めています。
こうした「公園を育てる」取り組みで中心的な役割を果たしているのは、地域の様々な市民の皆さん!

たとえば11月3日、三重県伊勢市では「みんなの公園つくり隊ise」さんが市営大仏山公園でインクルーシブな遊びのイベントを開催し、遊びや工作のワークショップをはじめインクルージョンへの理解を深めるクイズラリーや体験コーナーなどを多くの親子連れが楽しみました。(三重テレビ「ゲンキ!みえ!」での紹介動画

また同日の夜、京都の府立山城総合運動公園では「ミラスタ!つながる“こうえん”プロジェクト」さんが、遊び場で映画を楽しむパークシネマを実施。多様な子どもや大人が集い、インクルーシブな遊具やキッチンカーのおいしい食事と共にミニオンズの映画を鑑賞するという特別な秋の夕べを満喫されたそうです。

他の公園でも地域の個人やグループが緩やかに連携しながら柔軟な発想で公園を活用しておられます。中には、多様な子どもたちが自由に遊びを展開するプレイパークの要素や、子育てや介助に忙しい大人のためのリラックスやリフレッシュの要素を取り入れたプログラムも!

こうしたイベントの実施には様々なご苦労があるとうかがいますが、これまで公園に行きづらかった方を含めイベントに参加した皆さんからは多くの喜びの声が寄せられているそう!
実際に地域の多様な方々に利用されてこその「インクルーシブ公園」なのだと再認識させられます。