国土交通省が参考事例集を公表

今月、国土交通省からインクルーシブな遊び場づくりの参考事例集が公表されました。

国土交通省「都市公園におけるバリアフリー化・ユニバーサルデザインについて」のサイトより↓
『みんなが遊べる、みんなで育てる都市公園の遊び場づくり参考事例集』

インクルーシブな遊び場は、単にアクセシブルな遊具を置けば完成するものではなく、行政や公園管理者、障害を持つ子どもや家族を含む地域の多様な主体などが対話を重ねて共につくり育てていくもの。誰もが対等なパートナーなので、あまりお堅くないタイトル&写真多めの事例集です。

中身は国内外での実践の『参考事例』や関係者の『インタビュー』、また今後の取組みの方向性を示す『目指す遊び場の姿』など。ちなみにインクルーシブな遊び場づくり自体、まだ始まったばかりの取組みでもあり、今回の資料は「単にこれを真似ればOK」というお手本の位置づけではありません。

当方もこの資料作成に少し関わらせていただいたのですが、国交省や他の委員の方々から学びや刺激をたくさんいただき、インクルーシブな遊び場の未来に期待が膨らみました。

事例集に掲載された公園以外にも、現在、各地で意欲的な実践が広がっていますよね!
それぞれの地域に根差したよりインクルーシブな遊び場実現の手がかりとして、ご覧いただければと思います。