インクルーシブな遊び場の整備が少しずつ広がっています。
私たちも関東地方を中心にいろいろな事例を訪れているのですが、それぞれの公園で発見があります。(あらためて具体的な工夫をご紹介したいと思います)
最近では「いわゆる“インクルーシブ遊具”さえ置けばよい」という考えではなく、実際に地域の多様な人の声を聴きそのまちに根ざした遊び場を目指されるケースも増え始めています。
それを後押ししているのが、形式的なバリアフリーやインクルージョンではなく、多様な子どもがより生き生きと遊べる環境を求める人々の声ではないでしょうか。(「私の思い・みんなの思いNo.10」参照)
障害のある人もない人も、「インクルーシブには賛成だけど、欲しいのはこれじゃないんだよな…」といったモヤモヤをそのままにせず、進化に向けて意見やアイデアを出し、小さな工夫でもできることからやってみる大切さを、一つ一つの遊び場から教わっています。
また福岡市では今年度から、すべての区にインクルーシブな子ども広場を整備する取組みが始まっており、地域の多様な人が参加する連続ワークショップも実施中。市民のアイデアがどう活かされるのか期待したいところです。
福岡市のサイト「インクルーシブな子ども広場について」
皆さんのまちにも「こんなインクルーシブな遊び場の工夫や取組みがあるよ!」という情報がありましたら、是非お寄せください!